「婚礼ふとん」は、 お母さんが

大いに口を挟んであげるべき!

「とにかく、寝室の結露がひどくて、布団がべちゃべちゃに・・・」 これは以前、当店に来られた三十代の奥様が訴えていた一言です。  

 

フローリングに、某ホームファッション店で購入したダブルのマットレスを敷いて 敷ふとん代わりに、その上に、合繊のふとんを掛け、寒いときは、何枚もアクリル毛布を重ねて寝ていると言います。しかも、マットレスは数年使用しただけなのにすでにペッタンコに・・・  

 

寝室の結露・フローリング・合繊の寝具。こんなタブーを重ねた寝室環境で寝ていて病気にならなかったか心配になりましたが、思っていた通り、マットレスの下はカビだらけでした。

 

この寝具、4年ほど前結婚する時、母親の反対を押し切り、自分たち自らがお店で選んできた「婚礼ふとん」だったと言います。  

 

実際、今、このような若いカップルが多く、ネットなどで安価に見つけてきた布団を「婚礼ふとん」として、カバーも付けずにそのまま使用している例なども少なくありません。  

 

若い人ほど「眠る力」は強いので、「ふとんなんて寝てしまったら同じ~」などという考えに陥りやすく、価格優先に走るのも仕方ないことかも知れません。

 

しかし、寝具に対する基本的な知識もない若い二人に、大切な「婚礼ふとん」の選択を任せるのもいかがなものかと思います。

 

少し過保護かと思うかも知れませんが、「婚礼ふとん」の選択は、大いに口を挟むべきだと私は考えています。  若い二人が使うものですから、それほど贅沢なものは要りません。ただ、使い勝手や寝具として最低限の機能を兼ね備えた寝具を親心として選んで欲しいのです。  

 

当店が、家具・寝具の専門家として提案したい「婚礼ふとん」の基準は下記の通り。

 

*柄は不要、機能優先でコンパクト。

*天然素材を中心に睡眠理論に合致した寝具。

*メンテナンス等、使い勝手が良いこと。  

 

 

若い二人が、この先10年から20年、良質な睡眠環境の下で、健やかに過ごせるよう、当店が厳選した機能優先の実用的な「婚礼ふとん」は下記の通り。

 

シングル6点セット

 

① 羽毛ふとん 150×210cm  スペシャルホワイトグース80%・1,0kg

 

② ラクダの敷ふとん 97×200cm  モンゴルのふたこぶラクダの毛100%・4,0kg

 

③ エアミール敷マット 95×200cm ポリエステル100% 断面がトラス構造になって 空気の層を作り、背中を常に 快適な状態に保ちます。

 

④ パシーマキルトケット ゆったりシングル 160×260cm 医療用に準じた脱脂綿の両側をガーゼで挟んで、丈夫なキルティング加工をした副寝具。夏はタオルケットとして、冬は毛布替わりとして一年中使えます。

 

⑤ パシーマパットシーツ シングル 110×210cm 敷専用のパシーマ 縮むことを考慮して大きめに作られています。

 

⑥ マクラ コンフォートグーテン・ネオ 35×55cm 頸椎の手術では世界的権威が考案した首を守るためのマクラ。(ポーランド製)